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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1895] 想う出は淡い色C
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


思い出だけを思い出すことにするよ
僕の中に眠ってある思い出は楽しいものしかないと想うよ
悲しいこと悲しかったことも思い出だけど確かにでもその思い出を思い出せば悲しくなることわかってるから
少しでも考えないように考えないだけくらいはさせてくれ
考えないようにする事でこれ以上悲しくなることはないから
考えないことでこれからの悲しみにも堪えていけるように少しはその悲しみの度合いが小さくなり悲しみと出逢う数も減るようにと願いながら
星の輝く夜空を君と明日も頑張ろうななんて言いながら
今日もつぶやくおやすみ
明日目覚めればまたおはよう
いつも通りに
全く同じ手際の良いこと手際の良さで繰り返す
つまんないなあ
ああ 疲れたなあなんて言いながら
グチりながら
ほざきながら
その先も暮らしていく
その先を生きていくよ 君とふたりずっとずっとどこまでも炎にまかれ骨と化し土の中に埋まるそのときまでいつまでも同じ幸せ分かち合いながら歳をどれだけとろうが最後の最後まで愛し合うことをここに誓おう
歌いながら
歌いながら
歌いながら
奏でながら
奏でながら
奏でながら
鮮やかに 染まる
世界を駆けていく
世界を歩いてく
時には死に物狂いで
時には楽もしたいな
歳をとったら
じいさんになったらそれなりには楽をしたいな
今日は楽しかった
明日も楽しいといいななんてつぶやきながら願うように眠るよ 今夜はもう眠るよ
明日もよろしくね
君よ
明日も楽しいといいね
明日もずっとずっと
こんな風に生きてくんだね
明日も愛し合おう
変わらない気持ち抱きしめたまま
アイラブユー
アイニードユー
いつまでも 愛を重ね時を重ね心を重ねありのまま素直な心を持ち続けて僕らふたり何も変わらず明日へと行こう
生きてこう
ああ アイラブユー
素直な心が

2007/12/21 (Fri)

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