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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1900] 蒼い涙 淡い色@
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


蒼い涙がそうふいの風にせつない想いが胸をさらうようにあおがれてこぼれ落ちたら それはきっと
新しい物語の始まり
ステキな想いが創り出す明日はすばらしい日になるだろうな
目を閉じるだけでほらわからなかった真実が見えてくるよ見えなかった答が輝くように光り出した
僕らはきっとその答を掴み取り明日の自分(ぼく)にいま投げるのさ 投げるんだ

あがいてもがいてもふざけんなって叫んでも 泣き崩れても
見えないモノは見えないままこのまま悲しみにうなだれ絶望に痛めつけられ崩れ落ち涙の蒼すぎる海に深く深くどこまでも沈んでしまうのか
閉じた瞼を今開き自分のこの目で見えた光を疑わずに信じましょう心の中に広がる海に飛び込もうぜ
背負った傷みに今にも負けそうになっても悲しみの海からはい上がるだけの力はまだ残っているはず
埋め合わせた全てが脆くも崩れさっても苦しいことなんかもはや何もないのだから

全てが全てに今この世界へ永別を告げたなら
何もかも跡形もなく消えてしまうというのならばそれならなおさらいっそのことその全てに悲しみの涙はみせずにさよならの歌を唄い捧げるよ
吸い込まれそうなその瞳に恋をしたアイリスの花のように
君は可憐なままのあなたらしくあなたの姿のままで回り続けるほほえみながら永遠のエターナルダンスを踊るのさ 踊るだろう 僕の目の前で踊ってみせるだろう
悲しみにはもうバイバイ海からはい上がったなら君ともう一度楽しい夢みよう
宙に浮いた輝いて見える言葉だけをこの胸に集め自分らしく飾ろう 答が見えるその日までふたり回り続けて踊ろうよ
終わらない明日をそこに心に描きながら
終わりゆく今日という永遠の景色の中に溶かし込まないように大切なことだけかみしめて抱きしめたならまたきっと笑えるはずさ きっと
明日へと長い眠りから覚めたら歩き始めよう 瞳に輝きを宿し

2007/12/23 (Sun)

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