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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1974] ふつうという名の幸せ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ただ当たり前なくらいに君とこうやっていつも見つめ合っていたい
ほら君が笑うだけでなぜだかこんなにも心が満ちてこれ以上の幸せなんて存在しないくらいに僕は嬉しくてただ嬉しくなるんだよ

ただ当たり前な毎日を当たり前に何度も繰り返すだけの日々
考え方を変えればそれこそが実はいちばんの幸せだったりね
そんな毎日を送れることがほかにはなく他人には与えられない僕と君だけの幸せだったんだね
僕もだいぶ後になってから気付いたんだ

幸せって目には見えないものだから
たまにそれがなんなのかわからなくなって見失いがちな気持ち形のない想いただ風のように過ぎ去る君と過ごすときの中でそれは気付かないでもちゃんと見えないだけで生まれ続けてた 今もこの胸の中で見えない想いは満たし続ける役目を果たすように誰かの命令じゃなく自然なままの素顔の様に
君の笑顔のようにそれに似た縛られたものじゃない気持ちとしていつも僕を照らす あたたかな陽射しのように愛は生きてきてよかったと思えるような毎日をくれる こうして生きてる人生の中で疑問に思うことや永遠にも解けないようなわだかまりやその他の答を教えたわけじゃないんだけどなんだか不思議に満ち足りた感じがしたんだ

不安さえもとかしてく
心を埋めつくすいらいらも全て消してくれるんだ 君の笑顔を見たってだけなのに不思議なほど全てが真っ白になりいやしさも欲望も君の前では正しさもばからしいほど小さく見える いつもいつでも
不思議なんだけど
本当にそうなんだよ
心から思う
幸せって単純にそんなもの言葉になんかできやしなくてできるほど浅くカンタンなものじゃないと僕はそう思うんです
なんて当たり前につぶやいてほほ笑む今に感謝できること
それこそがもう幸せだという証拠で幸せのサイン
寒さに凍える心もからだも君がいることでなんてことなく思えるんだ

2008/01/03 (Thu)

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