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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1999] 君の気持ちに置き換えて
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


寂しがりやのその手を救ってあげたい
握り返す人のない孤独な手を僕が握る
君のその有り余ってしまう時間を僕にください すべてが悲しみの涙に変わるなら僕が君の帰る場所になって僕が誰かに君を醜いなんて言わせない 僕が明日からの君の毎日を明るくしてあげるよ
君が心から笑えて幸せな気持ちになるようなせつない夜もともに夜空見上げたりたとえばそれがそんなものが僕の願い

考えてるよりも世界にはたくさんの悲しみがあり 多くの悩みや迷い抱えてる恋や仕事やいろんなことに不満を覚え日々衰えてく中でそれぞれがそれぞれに無謀でも夢をみて希望を三井だそうと毎日生きていくそして同じ時間の流れの中で先立つ誰かを見送り次は自分の番だなと悲しむもそんなこと当たり前だと笑える昨日の悲しみは明日にはどこへやらどっかに消えてなくなったお互いに分かり合えない何かがあることも確かな事実なのさ 正しさなんてマニュアルにしか過ぎないよ どうか自分らしいと信じる毎日を生きてほしい 何よりも満足できる毎日を送ってほしいから
自分を信じて
自分を信じることは簡単なようでむずかしいのさ 他人にはわからない自分にしかわからない何かがあるのさ 他人には理解できないものでもそれがその人にはかけがえのないもので満足のいく結果で一番幸せな生き方なのかもしれない

だから答はいつもそれぞれに異なり
正当な正解なんかない自由に生きればいい
それで君が満足ならば笑えるならばそれが君の生き方なら
僕はついていくよ
背負ってあげるよ
共に歩く人生のパートナーとして 永遠に変わらぬ気持ち
僕らなりの正しさを胸に誓いを守りながら いつまでも
君なりに笑い泣き
悩み迷い苦しみ 共に感じあい また巡りくる新しい朝に歩いていこう心地よい目覚めがそうすればきっと訪れるはずさどんなときもいつでも君の身になって自分のことは後回しで

2008/01/10 (Thu)

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