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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2001] まるい世界の記憶
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心の中に描ききれない何かがあるのさ
どこから生まれたともないすてきな歌が僕の中に流れてる

小さなことから何かが生まれる
今まで聴いたこともない歌が流れる
小さなことから大きなものが生まれたらいいな

悩み多きこの年頃に似合わないメロディ
今も胸に流れてるのさこの気持ちを惑わす気持ちならば捨ててでも変えなければ

回る季節は回るよ
回る時間も回るよ
なぜ回るのかなあ
回る問題を出すよ
回る疑問が増える
なぜこんなにも自分に問いかけてもわからないことがあるのかなあ どれだけ歳をとり時を経たとしても本当の思いだから これは

そうだよそれが僕の愛情の形さ 涙のわけは知らなくてもいい
絶対離しはしない
きっと僕は君のこと半分もわからない
恋の始まりがあなたとでよかったと思うんだ
たとえどんな結末を迎えようとも

恋はむずかしいものだねと似合わない言葉言いながら
本当を伝えるために偽りや嘘は捨てて喜びより多くの悲しみならばこれ以上は増やさないように気をつけなくちゃね

どんな目でみられたって良いや もう
新しくても古くても世界に認められることこそ自体がもしかしたら幻かもしれないな幻はつかの間に生まれどこにでも潜んでるものだから正しい言い分をまき散らしながら 僕が言えることはこれくらいです 本当の正義を思い出せ 君にあげるのは心に届く言葉さ

2人の愛の世界が恋が始まる前にもしも終わってしまったらそれは嘘になるのかな
この思いは消してしまえばどこにゆくのかなあ

嘘ばかりの世界に今
光が射し込んで闇に明かりが灯る
わからないなにかを
こんなにも悲しくて無力で愚かな僕なのに
まさか愛が遮るなんて
切なすぎる なんにもできない自分自身が情けなくて君に悪くて そんな気持ちに押しつぶされてた17の頃 なにも言えない僕でした。

2008/01/10 (Thu)

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