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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2006] ホンモノの夢 続き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


そんな気持ちならば永遠にかなわないから絶対にかなわない夢をみてたのも同じ
そうしたなら無駄な時間だったって事
「そんなことでどうするんだよ」なんてさすがの心もカンタンにへし折れる気持ち
あの頃歌うすべては自分のためだった
だけれど今は違う
誰かのため愛と出逢えたからこそ知り得た大切なことに気づけた真実がある
意味をなしてきたこの頃
そんな今はあの日がなければなかったことだと本心から思うから描くすべてに愛を込めながらたとえみる影もない夢だとしても これからどうにもできる
まだ夢は終わってない
まだ若すぎるくらいさ
始まったばかりさ
そんな中で繰り返すのはやっぱり誰かのグチや戯れ言だったってそれがない方が不思議なくらいだから大丈夫 自分に言い聞かせ
真っ白い意識の中に火がつくのをじっと待ち
また再びやる気が起こるその時の訪れを心から願う 今はなぜか願いたくなったから
いくつでも
いくつでも
時を重ね 年を数え
季節を越えて 今は今なりに精いっぱい悩み迷い できるならそのひとつひとつに答を出せるように
見えないけれど変わってしまう何か
周りでだんだんと変わりゆく大切な何か
そしてまた足早に新しい朝が訪れて すぐさま早くも今日に似合う歌を作らなくてはならないらしい
今日は今日で悩み迷ってるから時間は無駄にはしない 無駄にはならない
これからなんだか知らないけれどうまくいく うまくできる
いい方向に向かってく あの頃とは違い不安さえ押しのけて希望をそこに見いだそうとする僕がいた 空を見上げれば 今日に似合う歌があるはず 探す 探す雲がいつものように流れていくだけだけどまた新しい季節の足音が風にのり次の季節の薫りを早とちりな僕に似た時間の流れはそんな気持ちにさせる想いを馳せらせるそんなかすかな予感を感じさせるわずかな脈拍を感じ取るように生きる。

2008/01/12 (Sat)

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