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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2031] 幸せはふたりで
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今日を生きれたなら
明日を生きる力にして悲しみ越えていって
今日流した涙が明日には最高の笑顔になるように
さんざん瞳からこぼれ落ちたなくした体中の涙がその笑顔で歓びに変わるように
いつも明日また明日と今日を越えられたなら明日もきっと大丈夫と自分を励まし
そして越えられたその事実を力にして明日に架かる虹をわたる

生きる力というのは心からの力であり決して腕っぷしのばか力じゃない
胸の奥にひそんでる不安にふるえるいろんな僕が居るけれどどれが本当の自分っていうのはないけどもし本当に自分に近いのを選ぶとするならば悲しみに暮れる僕じゃないことは確かその悲しいとき流す涙よりも本当に近いのは嬉しいときに浮かべる
笑顔だと思うから
本当に思うから

繰り返すことを笑顔で繰り返せる幸せはそんなありふれた毎日の中でも頑張れる人にだけに訪れ
人にだけのものになる
手に入れるために毎日頑張り明日また明日といつもいつも不安がりながらも不思議とだめで元々やれるんだというこわいもの知らずの行き当たりばったりくらいがやっぱりちょうどいいのさ きっとね

日々を活きる明日を生きる なにかに生きる なにかの為に自分をときには時間を削るのもいい
そしてそうすることで得られる幸せは僕1人では決してつかめなかった幸せなんだともう一度気付くときがいつか来る日を待ち望み ちっぽけな理想をみてた僕はやっと目が覚める
幸せはふたりで作り抱きしめるもので決して1人では作れはしない 欲望をただ満たすためにあふれた偽りの孤独な幸せは正しいほうへ向かう道をまっすぐに歩く僕を霧に迷わせ惑わし本当の幸せをはぐらかし覆い隠す

君こそが僕を生かし僕の絶え間なく流れくる明日を活きる力生きていく源だと あふれた水は涙という歓びが変わった姿になり胸の中ではじけ僕のありふれているけどそれだけに幸せだともいえる

2008/01/14 (Mon)

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