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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2095] きれいな心
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心の地図を空に大きく広げて 目指している場所を確かめる
窓を開け放ち新しい朝の匂い コップ半分のミルクを飲もう

世界って自分が思うよりもはるかにいろんな出来事や様々な不思議があふれてる
ちょっと遠くまで散歩してみたくなるほど晴れ渡る青い空
気持ちいい風が吹き
心を軽くしてゆく
舞い上がれそうだ
このまま飛べるような気がしたんだ

夢いっぱいかばんに詰め込んだら 羽根の生えた翼広げ飛び立とう
羽根がたとえなくたって歩いていける足が僕にはある
って考えたらちょっとは気が楽かな

希望たくさん摘み取って心のおなべに夢を詰め込むよ 夢をみた数だけ理想や創造は膨らんで 楽しくもなるし笑顔にだってなれるんだ

泣いてばかりの人たちにだって夢をみる夜はくる 怖いことなんてなにひとつない目を開けたまま見える現実はすべて嘘なんかじゃなく本当のモノなのさ 愛してる人が瞳に映る
日だって嘘じゃない 夢をつくる
すべて すべて 目に見えるモノは本物
だけど時々楽しいその夢あふれた世界を汚しにくる偽りや嘘っぱちに騙(だま)されなけりゃ 本当を見極める目を持ちその目で見失いがちな明日をもとらえよう

ブルースカイブルー
いつだって見上げれば見え隠れした幸せが瞳に映る
うまく隠したつもりでも見えないはずの心の奥にある本音が顔にでる
だからときには悲しみ隠しきれずに涙になってふととめどなくあふれ出す

誰かを愛そうとしたり変に気遣う嘘でその場を繕うとするも本当を伝える勇気そんな素直な気持ちだけが輝きを放つ光を生み出せるんだ
いつだって 心に生まれもってのやさしさが誰もが誰も持っているそのやさしさがあり続けわがままに忘れた振りで忘れたままにしない限りは

ずっと ずっと やさしいままさ
やさしい人で 心でいられるんだ やさしい人は 心もきれいだから。

2008/01/29 (Tue)

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