ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 人生はまるであみだくじ

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2226] 人生はまるであみだくじ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]

僕の今日が始まる
いつもこの時間に
夢うつろな毎日を
過ごしてゆくんだ
繰り返し繰り返し
いつもいつでもさ

忘れたくない
覚えていたいこと
忘れたときに
人は後になって
ようやく気付くんだ
忘れてたことに
そこではじめて後悔という感情が生まれ胸を貫き突き刺す

この想像に限りや
尽きること
終わりなんてない
行き着く先は
きっと今日と同じ
明日もただの1日さ
変わり映えのない
日々から抜け出したいって言ったって
結局訪れる今日に人は身をまかす以外ない それしかできず その中でしか動けず それだけで精いっぱい みんなみんなどんな誰でも同じ運命にも似た宿命を与えられてるんだ 迷い悩み悪あがきをしたり無茶なくらいもがき抵抗や反発を繰り返し 悩み多きこの歳に納得のいくまで頭抱え悩みひとり抱え闘う毎日
自分しか知らない苦悩や苦労が人にはわかるはずもない
葛藤してる実は人が思うより ずっとずっと苦しんでます
苦しんでいたんだ
みんなみんな違えなく平等に
同じ運命を分け合い同じ宿命を背負い
同じように苦しみ悩まされているから

見極めるべきは未来なのに
見える扉や道の数が多すぎて 選びがたくて必死に選び出した答が自分にとってどれもが不利でもありそうで有利にも思えて
そんな事に迷い悩んでるだろう みんなみんな 悩んでいたんだろう 迷ったり悩んだりするのはそういうことさ みんな同じなのさ
正しい答などだからないどんな道を歩いていても どんな道を歩くとしても選んだのは自分だから自分を信じそれでだめなら自分をせめるしかない…選んだ自分の運のなさや選び間違えたことをひたすら…これからどんな道を歩こうとも一回選んでしまった道は変えられないからその選んだ道の中でその道なりの幸せをみつけるしかないのか僕は考えてた。行ってみないことにはわからない

2008/02/25 (Mon)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -