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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2233] 風向きは君向き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君のいろんな顔を頭の中にイメージして
たくさんの君の表情が僕の頭の中にある
埋め尽くしてゆくよ こんなに見ても飽きない 好きな人の顔だから
どれだけ見たって足りないくらいさ
満たされないからずっとずっと見ていたい
永遠という時間の中で愛は少しずつ深まって心の中でお互いの気持ちもはじめよりだいぶ膨らんだんだ
そんな気がする

はじまりの扉を開けるのは 今居るふたりで決まってるさ
他人は入り込めない ふたりだけの未来(あした)を見つめながら今はただ流れゆく風の唄にでも耳を傾けているとしましょう

絶え間なく降り注ぐ
雨は悲しみの雨とは限らないさ 喜びからの雨もあるさ
はじめて知ったよ
君に出逢って知ったことははじめての出来事ばかりさ

でもその全てはどれもがすてきさ
だから一番だとか順位は決められない
全てが僕にとって大切なかけがえのない
きらめく想い出だからひとつだってなくしたくはないし
忘れたくもないのさ

この胸に流れている歌 やわらかく吹く風
いつでも心地よく胸を撫でてる いつでも
君が笑うたび
僕の心に限りない
幸せが溢れる
誓い合う言葉と言葉 重ね合うその瞬間に生まれるときめきを未来でも忘れないように未来の僕らに送り届けてみようよ
こんなに晴れ渡った日には風が心のドアを軽くたたいて
たずねてくるよ
ふっと不意に目と目があったそれだけなのに何故こんなに
嬉しくて幸せで居られるのかなあ あふれるのかなあ これ以上の幸せはないくらい 望まなくても満ち足りてもう十分なくらい 僕は今 愛の風を受けて くるくる回り 君を見つめる 例えば1日のふとした時間のちょっとしたかわいらしい仕草を見ただけなのに その瞬間 その一瞬をとらえた僕に君はすかさず何気なく恋の矢を放つよ 君は翼のない僕のキューピッド
僕の風向きは今君向きさ。

2008/02/25 (Mon)

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