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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2235] チャンスのたまご
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

あきらめるのはまだあまりに早いのさ
人生はまだ始まったばかりさ
それなのにそれなのにため息ばかり
そんなんじゃ毎日楽しいはずもない
悲しいことばかりが人生じゃないじゃないか
さあ始めよう 楽しいことがきっとこの先で待ってるから
あくびばっかの日々を繰り返し何度も過ごしてる君を突然に巻き起こる魔法の様な風がヒュルリ連れ去って… いつか
見捨てたりはしないよ 君みたいなまだ若い可能性を秘めた担い手に出来ることはまだ無限にあるのさやれそうじゃん 出来そうじゃん 広がる夢がいつでも君の心に溢れてる 奇跡起きる瞬間をとらえ予感を察知し感じたなら 開いてみよう
おそれずに さあ!
その先にあるいくつものチャンスに手を伸ばそういつも感じてるのに何故か逃してしまう先読みや予測さえできない現実の迷路は複雑に入り組んでいですぐにがらんどうに迷い込んでしまう深みにはまって行く声も出せない少しずつあとから今更状況がわかってきてもその時にわからなきゃ意味ないんだチャンスのたまごは誰でも持ってる様うなただの偶然からの導きにより生まれる ちょっとした運命のいたずらや気まぐれが生むあくまでも予定でしかないのさ大事なことは予告におびえないこと必然などどうにでも変えられるし動かせるのさ 必然なんて限りないほどいくつかあるシナリオの中のひとつでしかないのさ自分の生き方次第でそんなものはどうにだって変えられるものだから 決まりきったような顔をして落ち込むな それよりも次のチャンスさ 過ぎたことにいちいち悔やむな 次のチャンスを逃すな 次のチャンスまで逃してしまったり運命のいいように惑わされている用意されたシナリオ通りの展開や進展のない明日を僕らは望んだ訳じゃないから 来るべき未来にじゃまになる不安など迎え撃ち追撃しようその来るべき未来が望まないエンディングに自ら持ちこむほど愚かでばかな事はないからさあ

2008/02/26 (Tue)

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