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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[226] 暗い海の底の前世の遠き記憶
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


後悔することは
常に連続して起きるのです
螺旋状になって
何処までも何処までも私につきまといます

暗い海の底の前世の遠き記憶
切り刻まれた思い出の中の深き傷跡
沈みゆく先は暗く深い海の底
もう返らぬ遠き過去の残像(かげ)
揺らめいて消え
揺らめいて消え
私を常に前へ前へと急がせる
それはすべていつの日か遙か昔の幻
薄れゆく記憶の忘却の足跡。

2007/01/07 (Sun)

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