詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
絶え間のない喜びの彼方に見えるのは
光る僕が明日で手を振って待っている
そんな景色さ
いつか それぞれの描いた夢が未来にそのまま転写されるみたいに
映し出されること
誰もが願い今日までを歩いてきたと思うんだ
心の中に果てしなく広がる空と
君の中にも同じ様に広がる想像
たくさんのイメージで出来た世界
僕の中へ型に流し込むように そっくりそのまま 形にする未来
それぞれの願ったはずの夢はいつの日か
かなえるよと自信ありげにほくそ笑んだ
あの日々も生まれたときはあんなにも大変で長かったというのにこの一瞬で全て悲しくいつかは終わっていく 笑えるのか涙するのかはその一瞬でわかりその一瞬に賭けられている
この世界に生まれたときはそんな行く末など想像してなかったろう 流石に
疲れきった背中
行き詰まった過去
それでも僕らは
諦めずに飛ぼうと
翼をはためかす
さあ 今 それが答だと知ったなら
流れ星のように過ぎ去ってゆく
この滝のような夢のような時の中を光りながら駆け巡る
走り書きするみたいに書きなぐってゆく
新しいたったひとつの光を 心の寒さや心の孤独さにふるえている君の背中に暖かなやさしさを 今見える この目でとらえきれる範囲で未来に焦点を合わせてのぞき込んでそこに見えたものが未来
たどり着いたそこが今までの結果の全てさ
今までの結果発表の時
だめでも良くてもなんだって結果なのさ
あのころは想像出来ないから
いやなものはいやだって避けていた
だけど逃げ続けても逃げ続けても逃げ場所なんかなく走っても
壁はなく無限に続く道があるだけ
想像出来ないのは当たり前で
見てもないのにやってもないのに想像なんて出来るはずもないから それを見えないからと終わりまで出来上がらない自作の運命のシナリオからはずしてた
僕は。
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