詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ずっと叶えたいと願い続けた夢の待つ場所を示している地図片手に期待を背負って
目には見えないけれど
それだけに見失うっていうのは言葉が違うかもしれないけど
時々不思議にその見えないしるべが何かに遮られるんだ
言い様もない不安がおそう夜とかに
真夜中に現れる人
君は誰かなあ
夢の中に出て来て僕を呼んでるのは
それは記憶からすぐに消えてしまう
心の中に夢までの地図を描いて 見失わないようにしるしをつけよう
言葉がスローモーションになっても大丈夫ってやって行こう いつも
さよならの続きを伝えてほしい
小さなやさしさが今は何よりも足りない
目をつむりその闇の向こうを照らす光
生まれたままの姿になりまして
全身全霊をかけて
誰かを愛し慕いたいんだ 繰り返し流す涙にも笑顔の種を蒔いて
正しさの形ってなんだ
本当ってなんなんだ
全然わからないからね
探しに行こう 今
物陰でグチられる毎日 ただそれにため息 嫌々時の自転車を漕ぐ
流れ去る日々の行き先を訪ねるかのように
大切なものが限りなく多すぎて
素晴らしい何かがありすぎて目移りしては
結局なにも得られずにいるんだ
それは誰のせい
こんな人生の続きを知りたいのさ
ただ純粋無垢に
そんな日々の先になにがあるかを
知りたくって走り出したまで
走り出しただけの旅なんです
この旅はねそんな事から始まったって忘れそうになるから 今も思い出すことにしてる忘れないようにあの始まりの日を胸に刻みつけるように
大きな一歩を
半ばためらいがちに小さく歩み出す
前に前に足を前へと何度も巡り来る
今という今をかみしめながら足跡をつけるんだ ここにもそして彼処にも
そこにいた証を残しここにいる意味を見いだす 生きているしるべや 生きていた事実が消えないようにいつか終わりの日が来るのを待つ。
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