詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
どうやら 僕はもう終わりのようさ
君が今 僕にお別れの言葉告げたとき
今居る二人はその瞬間で関係のない
他人になるから
先を急ぐ 君より先に
泣きじゃくる君の姿
後目にもせずに急ぐよ
大切な宝を置いてく
此処にはもう
探してたあたたかさは感じられないからと
微塵もね
さようならはきっと本当に永遠にさようならするときしか使っちゃいけない
きっとさようならはきっと永遠にさようならするとき以外いっちゃダメさ
君と僕はまだまだやれるから
どうかい?
いわないで明日も引き続きだだをこねる
子供のように引きちぎれるのかなんとか引きちぎれないかの瀬戸際でうだうだしていよう
まだ
まだ
まだ
きっと僕ら つながっていられるさ
別れてさよならするには若すぎるだろう
いつか年老いたその目にも二人のあいだに吹く不穏な風が確かならその時はさよならだ
まだまだその時でも遅くはないはずだ
ずっと本当は一緒に居たいのに
確かめるなんて本当はしなくても
当たり前に信じあって居たいのに
なぜか疑り深い君は少しの動揺にも目を光らせてつきつける
その意味と理由と問いただす
これからの心配を、よそに…
大げさな彼女は涙目で言うの
しかも本気で言うのさ 僕に… 言うのさ
猟奇的なマイガール
世界はおそらく
君のものだよ
そんな君を好きになってしまった僕にも
日はあるから君ばかりを罪には問えない
そんな僕の彼女は世界一疑り深い 縛り付けたいなんて一途すぎさ
だけれどマイガール
そんな君が好きだよ
別れ話もどこへやら それでも僕はいつの間にかいつものようにわけわからないけど抱いてた つよく果てしない愛の形
この世でただ1人だからこそ愛せる 何を言われても変わらず好きさ
それが好きな理由かな。
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