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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2670] 時代までもがメタル化
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


きみから見たこの世界はどんな風に映ってるの?
僕が見てる景色とは違うの?
どんな誰にも等しいはずだから
幸せの大きさも
現実の映り方も
その加減も

なのに人は違う未来見てたり違う日々を歩くから
見るもの見て思うこともちろん違うのだね

だから素晴らしい
きみは僕とはまた違う現実の景色が見えてるんだね
狂ってるくらいに喜んでいるよ
もしもきみが見てる未来の景色が
僕の見てる景色と違ってても
僕は責めやしないさ
ただ 笑うだけ
だってきみはそれでも僕と未来へ歩いていくと指切りして約束してくれたから
今は
その約束が破られるまで約束は続いてく
今は
その約束が本物と最終的にわかるまでは
信じているといたしましょう
せめて疑う心 お子さまの目の届かないくらい遠い場所へ置いておくよ

そうするよ

太陽が命を育み 恵みの雨は枯れ果てた畑をよみがえらせ
ひねった水道から出る水は渇いたのどを潤す

とつぜんに生まれた命がまたひとつ
とつぜんに消えるように奇跡じみた確率さ

でも 絶対率

でも 未知の確率

科学で割り出せないいえることは〇%

計算機もアナログになった時代さ
ポケベルも持ってる人こそごくわずか
使用例はわからないけど たぶん

新しいものに頼り古いものを次から次に
生まれ変わらせる

リサイクル的
発展時代
ミラクルな都市

今日もなにかが新しくなりなにかが終わりをむかえたんだ
従来のものより機能性があって新しいものが出来れば
自動的に 必然的に
世界はちょっと前に向かって微妙に動く

音も立てずに今日も動く

そんな時代に我々は直面してる
日々凄まじいスピードで形を変えるテクノワールド 自覚すべし

ガリベンコンピューターは今日も休まずただ働き ご苦労!

2008/07/13 (Sun)

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