詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
明日のレールを引くんだ
明日が僕を拒んだって無理矢理でも引いてやるんだ
昨日までのレールはもう見えない
だけれど明日からのレールは丸見えさ
それも消えてしまうけど
きっとどこかでまだいつか引いたレールがあるはずだ
終わりまでレールを引こう 僕の手で
そして途中でめぐりあった人がいれば
その人と今度は二人で引いていけばいい
終わりまで続くレールを引こう 二人
笑いあいながらおしゃべりしながら
きっと楽しい 雨雲の向こうに見える青い空が味方さ いつも
だから
悲しみなんかに負けずに少しずつ不器用に生きていこう
だから
君は今のまま
十分 それで良い
僕が許そう
誰が許さなくても
永久の保証付きさ
僕を選ぶんなら
どうだい?
文句なしのいい話だろ
どうかな?
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