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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2724] 終わりまでレールを引く
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


明日のレールを引くんだ
明日が僕を拒んだって無理矢理でも引いてやるんだ

昨日までのレールはもう見えない
だけれど明日からのレールは丸見えさ
それも消えてしまうけど
きっとどこかでまだいつか引いたレールがあるはずだ

終わりまでレールを引こう 僕の手で
そして途中でめぐりあった人がいれば
その人と今度は二人で引いていけばいい
終わりまで続くレールを引こう 二人
笑いあいながらおしゃべりしながら
きっと楽しい 雨雲の向こうに見える青い空が味方さ いつも

だから

悲しみなんかに負けずに少しずつ不器用に生きていこう

だから

君は今のまま
十分 それで良い
僕が許そう
誰が許さなくても
永久の保証付きさ

僕を選ぶんなら

どうだい?
文句なしのいい話だろ
どうかな?

2008/07/23 (Wed)

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