ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 君が望む死〜悲しい願い

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2801] 君が望む死〜悲しい願い
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


いつか途切れる意識を永久に保ちたい
でも摂理には人は逆らえない ああ悲しいよね

だから人は人生の一瞬一瞬を大事に大事に生きる

そんな当たり前なこと
愛してる 信じてる
僕も大事にしたいから

いつか消えちまうから
どんなに強い奴だって
その悲しい運命からは
逃れられずのまれるな

だから今を生きろ
いつも今を大事に
いつも今を大切に
すべての日を ああ

愛しなさい
人からいわれる前に
君の人生なんだから

ああ 僕に泣かせるな
世界一愛してる 君よ
君だけには無駄にして欲しくない

ひとりにひとつの
与えられたこの時間を
限られてる時間を
君ともっと楽しみたい

そのために君にも楽しんで 心満たされて欲しい

だから 願いがあればいってよ
僕に

なんでもいってください
僕は君の買う雄犬

ゆっくり ゆっくり
いってごらん
君よ 愛すべき君よ
何を怒ることがあるの

僕は何を願われても
すべて受け入れる
私のためにしんでといわれても

君が望むなら

僕は願いを現実にするだろう

できることなら

君が望むなら

なんでも

それが僕の愛
唯一許されたこと

鎖につながれた僕を愛してるといって

僕は愛の奴隷

それもひとつの愛の形

ねぇ ご主人様

犬が人間に恋しちゃいけませんか?

2008/08/24 (Sun)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -