詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
通り過ぎていった今はもう遠い昔になった日々を今 連れ戻したいな
でもそんなこと出来ないからせめてあのころのときめきだけでも思い出せれば
不思議なほどに時間がけずられて
そのたびに終わりが近づくのを感じる
心のどこかで無痛の刺激を感じてる
遠く遠く離れていく
僕らの日々は若さをなくしたこの僕に今日もやさしい目覚めをあたえる
小さくうなずいた君の心の奥深くで光るもの
探しに行こうよ
なくした輝きを
探しに出かける
なくした煌めきを
今 僕らに許されてる時間はそうあまりない
だからその限られた時間の中で一回でも少しでもいいから
生きててよかったと思えること みつけよう
せっかく生まれたんだもの
その証くらい死ぬまえに残しておけよ
日々をただ流して毎日をおくる君たち
時はもう戻らない
時はもう満ちたぜ
さあ ジャンプする勇気を出して
高く高く明日へのぼればいいんだ
さあ 不器用でもいいんだ なあ
高い高い壁をよじ登るように行け
君なら出来るさ
僕でも出来たんだから
そんな事
えらそうに言う僕は自分でも嫌いだけど
君のこと考えれば迷いは捨てられるよ
昔とは違う今を抱きしめて 抱きしめて
昔のこととすましてしまえ 笑い飛ばせ
今を幸せに思うなら
今に生きなさい
昔のことはわすれて
今に生き いつか
今に死すべし
それが人の 生き方
人らしい生活の形
思い浮かべてみて。
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