詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君が笑うたび僕はまたひとつ強さを手にして
そしてやさしくなれる
あなたにやさしくできる
そんな人になれる
いつでも笑顔で君がいなくてもこぼれ落ちる涙は
僕を笑顔もらったときとおなじくらいに強くやさしくしてくれる
人は笑顔にふれたり涙にふれたとき
本当の光を見るんだろう
それは涙と笑顔の贈り物 だれの心にもやさしさあふれて
形さえないけれどとっても心をあたたかくする 素敵な素敵な贈り物さ
形に残る何かをもらったときよりずっと心に残るよ
そっちのほうが素晴らしいもんだ
人は涙を流すたび
強くなれる
人は笑顔を浮かべるたび
やさしくなれる
人は一度迷いを抱くことによって何かをそこで学ぶからもう一度迷ったことには迷わないでいられる
ちょっと頼りなくっても信じてあげよう 笑顔と涙で
さあ明日へと忘れないように刻みつけよう まるで日だまりのようなあたたかな未来がのぞくまで
君とふたり いつまでもここで悩んでいよう
それもまた人間らしくて楽しいぜ
不器用な俺に妙に似合ってるから笑えるぜ
君とふたり
やさしさに包まれていく。
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