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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2961] あの星を目指して
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


大切なもの ひとつ
なくさないように
かけがえのないもの ひとつ 抱きしめたい
大好きなあの場所や大好きなあの人のように
いつまでもそれを大好きでいれるように
僕は僕に言い聞かせて

人よりできてなくたっていいんだよ
人よりできてないってことは人より違う何かで勝ってるって証さ
でもそんなコトで争ったり競ったりしても意味なんてないけど

君にはみつけてほしい
たくさんの何かに迷ってばかりいるあなたに道しるべをあげたいよ
道しるべを失って過去には戻れないから
明日へゆくための道しるべ探そうぜ

ふたりの手で
ふたりの手を重ね合わせながら

譲り合いの中で

大人になっていこう
本当の自分に気づこう

そこからが君の本当の始まり
第二のスタートさ
ほら やり直しのきかないのが人生だから
後悔は少ないように

何事も自分のため

そう言い聞かして
歩いてゆこうぜ

空のむこうでやけに輝いて見えるあの星を目指して

欲望だけが僕らを走らせてるって気づいても

大丈夫さ

欲望のままにゆくのさ

あの星を目指して。

2008/09/23 (Tue)

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