詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
サンダル履くように簡単に世の中に住み慣れたならいいのになあ
でもいつになっても世の中に住み慣れる日がこないんだよ
簡潔に記す愛の物語
そんなロマン未来に描いてた
おとぎ話のようなビジョン抱えたまま
まだ幼い童話の世界から抜け出せてない
からだ半分はあっちの世界にいったままかえってこない
もう半分はそのからだ半分がかえるのをずっと待っている
気持ちだけむこうに飛んでる
素敵な明日を
ロマンのある未来をボクは求めてた
今も…じつは
淋しさに揺れる心の安定保つブランコがほらまたあっちへこっちへ揺れている
強がってても隠せてない心がはみ出してまる見えさ
はしたない
はしたない
心が水平にならない
心がさだまらない
ままならない
ままならない
君もそうだろうか…?
心の安定保つのに必死かい?
そうなら聞かせて
一人で悩まないで
その悩みはボクにとっての悩みでもあるから
君とボクは一心同体だから 同じ痛みを共有するべきだ
やさしさや愛だけを共有する時だけ一心同体だなんていわないよ
だからこっちにおいで
手招きするボクは笑う。
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