詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
オーベイビー 人はいつもいつでも探しているよ
生きているボクを沈ませる悲しみをかき消したり忘れられるつよさというガーゼを
必死になって
風の吹くまま
気の向くままに
五体満足で生まれられたからこそのこの足で陽気にスキップなんか踏んだりして進む
笑ったり泣いたり
怒ったり また笑ったり泣いたり 誰かを時に憎んだりする
忙しい日々のプールを泳ぐ 魚になって尾ひれをバタバタせわしく動かしながら
はやる気持ちをおさえながら未来へとダイブする
今 その途中なんだなあ
すべてはそこから続いてる物語
はじまりの日から歩いてきたよ だいたい歳の数だけ
途中で動物だったころの名残みたいにハイハイから立ち上がって二本足に変えて歩いてきたよ
そんなわかりきったそんなつまらない私のそういうストーリー
なぜか本気で語りたくなって ときに笑顔落としたりするけれど
愛する君の事だけはなにがあっても忘れません
信仰者が神を絶対的な信仰対象にするようにボクにとって君はもはや神様以上の存在
また幸せの包み紙ひらいて冒険のあめ玉からのぞくスリル満点の世界へ私を連れて行って
そういう君の声がきりもなく嬉しいストーリー
そういうストーリー
ボクはとっても大好きさ
私以上に?
なんて君がいったからボクはさあどうかななんてイタズラに笑う
ストーリーが今 始まるよ
サーカスみたいなにぎわいが今 ボクを騒がす
まるで流行みたいなもんさ でも君はボクの永遠の流行色さ
なんてね
笑顔をよかったら
どうぞ
差し出す手を握るのはやっぱりあなた
大切な大切なあなたです
ベイビーガール
いつか白いドレスをまとわさせてあげる
それまで待ってて
君にとっておきの幸せな未来誓うから
ボクのストーリーの一番の主要人物にならないですか?
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -