詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君はまるで人魚のように
美しい女性だ
週刊誌に載っているモデルなんかよりもずっと清楚で清潔な
嘘が嫌いな純情な
そんな人
いつになく大声で
喧嘩した真夜中の13:00時
君は深く傷ついて
僕の一言は君の心をズタズタに引き裂いて
君が人魚なら
僕は魔法使いで
君が人間になる
魔法の薬を手渡しに
そして君はラストには泡になり消えてしまう
そうだ
君が泡になる
原因を作ったのは
他でもない
この僕で
償える言葉など持ってるわけもなく
ただただふてくされて
抜けきれてない中高生の気分で
ただただふてくされて
心の中では
君の帰りを誰よりも待っている
君の笑顔を誰よりも嬉しいと思うから
ナミダなんて流してほしくない
それなのに裏腹なまでに君は僕のせいで泡になった。
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