詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
つまらないことで食い違う僕ら
後で考えたらバカらしいほど
下らないことで苛ついていたことに気づいた
顔を赤らめながら
君は少し笑った
こちらを横目でなぞるようにして
僕の身勝手なキスを君は何もいわずに受け入れてくれた
最近良いことなんてとんとなかった
気だるい毎日を過ごしているには
今の重苦しい空気は場違いみたいで
時の流れに吸い込まれて
いつの日か
君と僕が二つに裂けてしまうから
今僕が君の大事な人であるには
これからもずっと君の大事な人でいるためには
そろそろいい加減
二人大人になって
素直になればいいと思う
背中合わせの毎日に
あの日の甘い時間を流し込むように
僕は今から君に謝りに会いに行く。
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