詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
サイコロを振って出た目の数だけ進むすごろくみたいな人生なら楽しいけれど肝心のサイコロを僕はもってない
ただサイコロの代わりとなる決断力が僕にはある
サイコロの目じゃ1から6までしかないけれど僕のもつ決断力というサイコロは何千通り何万通りの確率を生む
振るという行為が行動するという事とおなじならサイコロを振るまでわからないという点ではすごろくも人生もおなじ
そうして行動を起こして出た目を人生の成果と見るならたとえ1でも6でも努力や頑張りの甲斐がなくてもそれに勝るものはない
だからサイコロは何回でも振ってみな
6がでるまで振ってみるのもいい
でも忘れるな
じつは6以上の喜びが1という一番低い数字のなかに隠れてる事
たとえ叶わない夢だとしても
頑張った事や努力した事に意味がある
勝ち負けや損得で人の中にある価値が決まるものでもないから
確率はときにマイナス以下の悲しみを生むけど
また0だとしても
プラス0なら素晴らしい
0だとしてもまたそこから広がる可能性は大だし期待できる
0からのスタートは決まりきった確率をぶち破って無限大の可能性を生み出すから
0から生まれるものがたとえおなじ0だってそれはまた違う0で
前の0より少しばかり1に近づいた
つまりは目指すのは限りなく6に近いかまたは6ねらいでまずはどれだけ1に近づくかにある
そして徐々に2、3、4と増やしていく
0から生まれる可能性はトランプでいうところのジョーカーのようになんのカードにも変わる可能性がありそれだけに0から生まれる可能性は無限だって事
なにが0でも0より低い数字はないんだから
0という数字に泣きを見ずに0だからこそ生まれる可能性を信じて突き進む事もひとつの勇気だから 可能性が永遠に閉ざされる前に今こそ0の力を解放せよ!
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