詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
さよならはいつも悲しい色で僕を染める
でもはじまりはいつでも悲しい出会いがない限りうれしいから鮮やかな色さ
悲しいさよなら
悲しい出会いばかりじゃない
時には嬉しいさよなら
嬉しい出会いもあるから
その時その時のさよならや出会いの気持ちを考えてみよう
いつもいつでも
君を悲しませる為に存在する悲しみだけがあるわけじゃない
ほらその悲しみは君の味方かもしれない
ただなんとなくさよならがさよならのあるべき形から少し丸みをおびた形に変わったのを気づいた
そんなときがきたならきっと悲しみを待って味わう喜びがより味わい深く感じれることだろう
その喜びにたどり着くための悲しみなら僕は何度でも受け入れるよ
あのときのさよならはいつもただ悲しいだけだったけど
そのあとに待つ喜びの味わい深さを知った今なら悲しみもそれほどこわくなくなったよ
本当さ…
悲しくないわけじゃない
悲しみは喜びで悲しみを紛らす為だけに存在するものだといえばさらに悲しくなるけど
まあ ゆっくり考えていけばいいんだよ。
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