詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
小さくたっておろかだって人より足が遅くても君は君しかもってない光をもつ人
だから"自分"というものを信じてゆけ
その枠を時々はみ出したくなってそれでもはみ出せなくて困り果ててしまう
それでもいいじゃないか
自分でもわからない光だから気づいてないだけ
そのうち気づくときはくるよ
それまで自分という存在をもうちょっと我慢しよう
自分というたった一人の存在の価値を自ら汚い言葉で打ち消さないように
自分という存在を信じてゆけ
自分という大切な人を認めてやれ
厳しいばかりでは見えない光もある
自分の痛みは一番自分が知ってるはず
苦しみも誰よりわかってるはず
それはただ単に自分だからだけど
それはステキな事だ
だってその痛みや苦しみは自分しか味わえない自分だけの感覚
だから他人はわからない
でもわかろうとしてくれる人もいる
本当ご苦労な事だ
見えない痛みも感じれられない苦しみもあたかもわかったように話す友達
ごめんね 僕は素直じゃないんだ
ごめんね 本当は嬉しいんだけど
まるで自分の事のように思ってくれるあなたが羨ましかった
自分というものの存在価値がたまにわからなくなる
消えそうになる
でもあなたがいるから僕はいられるんだね
あなたがいなければ僕もいない存在だから
自分は他人に助けられてる 命をつないでもらってる
分け合ってるその痛みも苦しみもすべて自分だけのものじゃない
あなたの痛みや苦しみでもあった
今 わかった
自分の間違いが
正しさの中の過ちが
涙が光って地面にポタリしずくが落ちた
それも君の悲しみなんだよね 痛みを感じようとしないと他人は無視するだけだけどあなたは違った
僕の悲しみはあなたの悲しみ
そんなふうにあなたへと僕の感覚は直接伝わるんだね 僕が痛がるなら君も痛がるように思いは通じ合うもの。
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