詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
救えないこともある
荷担できない事もある そんな日がある
だけれど逃げないよ
想定外だった…
そんな事を言い訳にしないさ
町外れみたいなところに居たって駆けつけてあげよう
君を第一に考える
だから仕事はほっぽりだす
仕事などやり直せるが君の笑顔は一度欠けたらその笑顔は次の笑顔では取り返せない 打ち消せない
だから駄目なんだ
君を第一に考えないと
僕まで木っ端みじんだよ
壊れちまうよ
だから走ってく
今夜も君が呼べば
君のもとへ 君のもとへ
ごめんね
決して君のせいにしない
いいよ 僕が悪いんだ
いいよ 甘いだろうが甘えてほしいんだ
もっと もっと
やさしさを知らないで育ってきた君だから
そしていつか永遠に別れてしまう日がくるから それまで必死に愛し合いたい
君にはわがままいってほしいし
僕はそのわがままを聞きたい わがままがほしい 要望を叶えたい
だから 言ってよ
言ってごらん
君の望みを 君の願いを
いいんだ
それが僕を強くする
他人にはただの甘えにしか見えないんだから
この僕らだけがわかっていれば
あたためてあげよう
いや
あたためさせてください
はじめ願ったのは僕のほうで
あとから君も乗ってきたわけで
それが幸せな表情見せたら思惑通り
それでいいんだ
君は今 誰より 美しい……
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