詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕の一歩はあなたの一歩でもあって
互いのどちらが歩いてもそれはふたりの一歩になる
ふたりの心がいつでもつながってるようにすべて一緒になるよ
僕の悲しみや痛みがあなたに伝わってしまうように
心の回線をつないでしまったことでよけいなこともわかってしまうけど
それは人と人が愛したりするにはそれが必要だ
人の苦しみをわかってあげるためのやさしさ生まれる
わからないこともあるけどわかることならばわかってあげたい
少し無茶しても わかりあいたい理由がありわかりあわなくちゃだめな愛が叫ぶ
そんな気持ちがつくる愛が明日も続くように一歩一歩ゆっくりつまらないことで離れた分の距離を縮め また手と手をつなごう
一歩の違いだけでふたりの心はこんがらがってしまう
だからたしかめるのさ
気がつく前に
手遅れになるその前にいつも同じリズム 同じ足並みで歩いていけるように 生きていけるように僕は一歩ずつ不完全な心を重ね合わせられるように
左右対称 同じになれるように
違う人だからっていう違いはいつまでもあっても大切な思いは変わらないでいたい
そんな気持ちが明日に虹を架ける
その一歩がまずは大切な鍵だよ その鍵でしかひらかない扉があるよ
それが心の扉さ
だから一歩 一歩 確かな道を踏みしめてゆくんだ
一か八かの賭けにでるのもたまにはいいけれど
やっぱり確実な道で君と笑いながら歩いていきたいから
ゆっくりでも頑張って苦労も努力もするよ
それは誰のためでもなくそうふたりのため
どちらかひとりの為じゃなく 分け合う喜びも二等分
ちゃんときっかり分け合えたら嬉しさ百倍
サンサン輝くお日さまの真下で心は少しずつ全開になる
そしたらふたりもっと愛し合える つながる絆の糸も今より硬く丈夫になる
永久に切れないその絆はやがてひとつの形となり物語をつくる。
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