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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[329] ガラクタの詩
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君は数え切れないほどの思い出をくれたのに
どうして途中から
僕一人だけを残して消えてしまったの

思い出があのときは宝物だとしか想ってなかったけれど
今はちょっと考えが変わって
心に重くのしかかる錘になった

それは別に邪魔だとか
そんな風には思ってないけど
だけどさ
夢の中へお邪魔する度に僕に君との思い出を思い出させるんだ
夢の中の君はいつも相変わらずステキに笑っていた

これは
ガラクタの詩だから
いつの日か君と同じに跡形もなく消えてしまう詩
僕自身の手で葬り去らねばならないサヨナラの詩。

2007/01/18 (Thu)

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