詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
この僕は君という適度な陽射しと君がくれる愛という軟水で育つ花だからね忘れないで
君が僕を愛すのをやめたら僕は枯れてしまうよ
まんま花そのものだ
水をやるのを怠ったり日陰にばかり置いておいたら当然花は枯れる
花はやっぱりそのふたつがないと命を保てないんだなあ
ミツバチだって花の蜜がないと不満な顔さ
そんなふうに大げさなことを言うようだけど愛が僕の人生の大半を占めてるのはたしかだ
元気さえなくしてしまうよ 今日のぶんの元気だけでもなくなればすぐに死にたくなるから
僕は君も知っての通り とてもとてもネガティブな人間だから
君がそばにいないと生きる目的も意味も迷ってわからなくなってしまうよ
路頭に迷う足取り
ただでさえ人生はまか不思議なことであふれてるのに
このまま歳を重ねながら死に向かってやりたくもない宿題に追われながら生きるのも退屈に感じてしまうよ
だからそれを退屈にさせない役割を果たしてるのが君って存在
だからそばにいてくれないか そばにいてくれるだけでいいから
ただ当たり前に笑っていておくれよ
見返りなんか何も求めないよ
君がそこにいてくれるだけで僕はしっかり生きられる
叱られてもばかにされても君がいればへっちゃらだ
君の笑顔見ただけでどこからか元気がわき出てくるんだ
君の笑顔や愛情はとてもお金なんかじゃ買えないね
値札なんかつけられないから
いくら金を持ってたって無意味だね
運命みたいな出会いがあの日僕らを導いた
君が人生に絶望して枯れそうな僕を介抱して咲かしてくれた人だから
大事にしたい 当たり前さ
だから 愛してる 愛してる、勘弁して
こんな僕みたいな花に目を向けて愛までくれてありがとう
そこまで言っておいてそれ以上言えない僕を許してね だけどいつでも本気だ だからこそそれしか言えないから何度でも言わせてよ。
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