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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3475] 第二の誕生日
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

見えないこたえを探しながら僕らを乗せた汽車は走る 猛スピードで

時のレールをただひたすらに走る

黒いそのからだを輝かせて汽笛鳴らして
今日も終わりに向かって

僕はただ勝手にちがうと逆らいながら
なにもできず
それでも生きていて
すべてがこたえのないものに埋め尽くされた世界
だから僕は僕自身
各々でこたえは決めるものと歌う

僕はただの人間だ
されど幸せな運命を背負って生まれてこれた人かもしれない
終わりがあるからこそそれまでの時間がより鮮やかに輝く

そう思えた日は第二の誕生日です。

2009/01/10 (Sat)

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