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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3633] ミドルサイズのシアワセ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


明日も僕はこの場所で何不自由なく生きてるだろう
君に迷惑かけたりもしかしたら泣かせてしまうかも
想像できることはけっして良いことばかりじゃないけど
昨日と同じ一日ならそれだけで何も要らないや
変わらないことがこんなに幸せに感じる今が僕は幸せ
ちょうどいいサイズの未来だ
君と僕のあいだに生まれたかわいいこの子との素敵な三人暮らし 三人ぶんの笑顔が部屋中に咲く
明日が晴れてゆく
こわいものなしだ
すべてはここにある命と幸せにしてくれる君たちがいるおかげだ
一日たりと感謝しない日はないさ
ありがとう
サンキュー
やっぱ言い足りないな
それでも心は満タンでーす
ハイオク入ります
とても小さな事が僕をあたたかい人にしてくれる
光の中で
光の中で
目覚めればいつも君たちが僕を呼んでる
それだけで僕の明日は明るくなる 道は果てしなく目の前に広がる
簡単だったとか思っちゃいないさ
欲望も腹八分目
わがままも皿一杯
酒もたばこもほどほどに
愛もやさしさも何もかもちょうどいいサイズがあるから
それを忘れないように僕は君に幸せをもらう
ミドルサイズの幸せを
それだけでじゅうぶん僕ら幸せ
足りないぶんはこの子に補ってもらおうよ
やさしさや気遣いをもらおうよ
だいじょうぶ
僕ら 今
素敵に生きれてる
いつの間にかあのころ描いてた未来より鮮やかになった三人暮らし
予想をはるかにしのぐ幸せ
今ふたりの心を色鮮やかに染めてく
その色でこの子にも幸せを分けてやるんだ
不器用でも器用な奴よりずっと素晴らしい未来をつくってやれる
人間らしいやさしさを教えてやれる
そのためにはまずは僕らが大人になるんだ
そうさ
愛をもっと学ぶのだ。

2009/02/08 (Sun)

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