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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3635] 愛讃歌
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


目の前のドアをあければそこには新しい世界が広がる
君と生きていく世界が僕に新しい目覚めと新しい朝を届ける

瞳をあければきっと見えるだろう とじてばかりじゃ見えなかったものが
心の中をただよう霧も晴れてゆくさ
たちまち
魔法のように
ドアの向こうに広がる世界は素晴らしい世界で
いつからか僕も好きになった

これからもこの世界で君と生きていく
君がいればどんな悲しみにさらされてもたえられる
君こそが僕にとっての特効薬 君だけが僕を動かす運転手さ
だからさ また新しいドア一緒に押しあけようよ
その先に待つ明日におそれないで素敵な素敵な未来を描こうよ

君と僕が問題なく寄り添え愛し合えるこの素敵な世界で
いつも同じ気持ち重ね合わせてつまらない嘘にだまされないように僕らはつないだ手をはなさない
そうさ 永久不滅の愛を誓ったんだ

天使のような
それ以上の
美しいほほえみで僕につよさをおくれ
僕の背中にはえた見えない翼はきっとお望みの未来へふたりを連れて行ってくれるから
ついておいで
きっときっと連れて行くよ
輝ける世界へ
いくつもの扉をひらいていつか何枚目かのドアの先で待つ未来に笑いかけるんだ
だいじょうぶさ
未来は生きていくかぎり目の前にあるから
ただ僕らはドアをあければいいだけ
それは悲しいけど幸せを手にするのはどうしようもないリスクさ
痛みは僕が君のぶんまでもらうから
君は笑ってて
うまくは言えないけど
僕は君のこと誰よりもなによりもなにをさしおいても全世界で一番愛してる
ここに宣言しよう
僕は君が好き
何十年 いや 永遠にずっと君を愛すこと誓うよ 約束する
ほんのささやかな愛讃歌
うたわせて
うたわせて。

2009/02/08 (Sun)

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