詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君に恋をしてる
でも言えない
ずっとおんなじ気持ちを抱えているよ
恋をするとほほが赤くなるけどなぜ心までもピンク色に染まるのか
君が大好き 君もおなじかな
そう言えたら
明日から僕は誰より先に幸せになれる
世界で一人しかいない君を独占できる
なのになのになぜか言えない僕は臆病者
恋わずらい
まだまだ治りそうもない
心は切ないまま
永久に叶わなくなりそうな未来を描いてしまっている
もどかしいばかりの日々だよ
恋はこんなに素晴らしいものだと思えるのに心から愛せない
切ない恋もあるから
憎しみさえ生まれてしまうんだ
切ない恋があるから
切ない恋をしているから
でも君を愛してる
ただその愛をうまく言葉にできない
想いはいつまでも君に届けられないまま僕が胸の中であたためている
なんて悲しい恋だろう
本来は素晴らしいのに
なんで憎々しい恋だろう
君の存在が
恋い焦がれる気持ちがうとましく思う
なんておろかなんだ
恋はなにも悪くはないのに言えない僕が意気地なしなだけなのにまったく切ない恋だな
それにしても
恋心に目覚め
熟しすぎた
若い時を過ぎても
未だ夢見ている僕ときらめく彼女
素晴らしい
憎々しい
それが恋ってものさ
切ない恋
素晴らしい恋
かけても割ってもすべて恋です
カンタンにはいかないです
だって君はそれほどの価値がある
だからカンタンには手の届かない人
当たり前さ
僕が好きになった人だもん
それくらい難しくなきゃ張り合いがないさ
最後まで腹が立つ
それでも君を好きになれる
そんな気持ちもたしかに必要さ
でも悲しいな
ああ どっちだろう
恋ってなんだか難しいな
単純すぎるだけか
恋の痛みがあきらめようとする僕を引き止める
何度も何度でも。
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