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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3675] 笑顔ひとつ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君が笑ってくれたら僕も悲しくたって笑えるんだよ
絶え間なく生まれる悲しみはきっと笑顔のすばらしさをおしえるためにある
君がおしえてくれたことさ

見えている真実が自信をゆがませても
僕が信じるのは君のその笑顔ひとつ

笑顔ひとつで僕は君とおなじ笑顔を浮かべられる
笑顔が笑顔を呼べばまるでたくさんの花が咲いているようさ
君といられる幸せ君と生きていける幸せ
君と悩んだり迷ったりできる幸せ
どんな悲しみも僕らを強くするためと思えば君を守れる力みなぎるよ
分厚い壁も高い高い塀だって飛び越えられる
まずは君に登ってもらいたいから僕が馬になって君に登ってもらう
そして君が差し出した手を僕が握り向こう側へわたる
繰り返し繰り返すそんな二人三脚の日々
何ひとつ変わり映えしない今日にさえお互いがお互いを助け合い譲り合って協力しているところがある
お互いがお互いに感謝してお互いがお互いの必要性を見いだしてる場面があるんだ

そんなことを繰り返しているうちは絶対僕らは離れない
ずっと君は僕のもの
ずっと僕は君のもの
そんなふうに続くといい

僕らのあいだに嵐が通り過ぎても平気な顔で笑える
それは君がいるからだ
違うわあなたがいるからよなんてきりがない
狸の化かし合いみたいなもんだ
でも微笑ましい場面だね

抱き合って
ふるえながら
淋しさ 悲しさ
分け合う夜には
笑顔ひとつでのりこえよう
今までそうしてやってきたように
今までそうしてやってきたように
笑顔ひとつでのりこえられるさ

愛し合う二人の笑顔ひとつに重ねればね
なんだってへっちゃらでのりこえられる

僕は君を信じるけど
君はどうだい?
結果なんかにおそれないで
今こそ真実の向こう側へゆこう
笑顔ひとつで
この波をかるくのりこえよう 僕らならきっとできるんだ。

2009/02/18 (Wed)

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