詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
どこまで行っても変わらない景色の道を
どこまでもどこまでも僕らは進む 進む
途中で素晴らしい景色にめぐり会ったりずるけれどそれ以外は何も変わらない
ただどこまでも続く道終わりが見えるまで僕らは進む 進む
歩き疲れて
生き疲れて
まだ若いのに死にたいとまるで口癖みたいにつぶやく日々
なにが僕を悩ませてるんだろ
こんなに迷わせて苦しませているのか
こたえはいつも霧に隠れて見えやしないけれど
言葉にできぬ想いを雲のようにプカプカ浮かばせて 今もその想いひもで結んで風船のようにもってます
案外近くにある幸せ 僕の本当の夢
できるなら気づきたくないすぐそば笑う未来
まだまだ子供でいたい
そんな気持ちさえ時の波にさらわれてしまう
どこまでこの道は続くのだろう 生まれたときはわからなかったこと
それがこの先も変わらず必須なら僕はせめて一抹の輝きが欲しい
ひとすじの光でもいいから
この暗闇に光を差して
悩み迷い苦しむ立ち尽くすばかりの僕を導いて
生きるためのヒントをください
神さま もう生きる気力も失せたので
ひとつだけ
おしえてください
届けてください。
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