詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ただ生きている
そのたしかな事実それだけで幸せだな
こうして君と笑いあえる
これ以上幸せを求めたりしたらきっと神様に嫌われてしまうだろう
幸せはきっと一生のうちで量が決まってる
しかも自分じゃコントロールできない
配分もできない
だから気まぐれにおとずれては消え去るのさ
それでも愛してる
素晴らしき我らの日常
嫌いになることなんかつかの間だから
ずっとずっと僕らもケンカばかりしてるわけじゃないように愛したいときもある
そんな繰り返しがやがて必要だと知るときが来るさ
回り続ける季節も
たまに止まる雲の流れも運の善し悪しも
素晴らしい
そう思えばこそこの涙も光り輝く宝石になる
宝石なら素晴らしい
僕の瞳からは今日もきれいな宝石が
素晴らしき素晴らしき我らの日常に敬意をひょうして幸あれと願わん。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -