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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3812] それでも生きてゆくのだろう?
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この世界が嫌いだ

いやなことだらけ
いやな奴だらけ
それでもなんだかんだで明日も生きているのだろう?
だって生きてればそのうち晴れるから
生きてればそのうちいいことがあるから
僕は今は雨に濡れながら降られながら悲しみの中で晴れ間を待つ
雨空が晴れるのを待つ

僕にはわかる
当たり前といえば当たり前のようなことだけど
晴れてくれる
信じてる
愛してる
憎さ百倍
愛しさも百倍
同じだけの憎しみと愛情で狂ってる
僕は生きている照る照る坊主

そして同じことを明日も思う
あぁあ 死にたい
それでも明日も生きているのだろう
気がつけば
雨の中
傘も差さず
ただ耐えて
同じ世界の
同じ空のした
いつか息絶えるまで
喜びが僕のことを飽きるまで
運命が底をつくまで
僕はやというほど生きてやる

まっすぐに光を目指して
闇でなく幻でなく
まっすぐに未来を目指して

今日も明日があると
今日も生きている

死のうよりどう明日を生きようかと考えるのが楽しみです

天気予報が雨を告げてもひるまず笑ってひたすら笑って
僕は涙の雨を過ぎたあと昨日の僕が知らない明日で笑ってる
明日で笑ってる

ぶらぶら
ふらふら
地をゆく道をゆく天をゆく 人間であります。

2009/03/26 (Thu)

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