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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3867] 死にたいほどの世の中だから
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


世の中で当たり前とされてる常識は僕には
あまりに荷が重すぎてどれもきつかとたりブカブカだったりして合わないんだよ
親はいろいろ言うけどやっぱり最後に決めるのは自分の意見だ
人生の歩き方にこたえがない世界ならこたえを自由に僕が決めるよ

とやかく言われたくないんだ
たとえ誰に嫌われても
周りからは変な奴だとか世の中に順応できないばかだとか言われてもそれが僕って人なのさ
あんたにはそれが似合う
でも僕にはそれじゃ合わないし 生きるのに不便だから 少し世の中に逆らっても自分の気持ちを通したい
そんな価値さえ望めない世の中ならいっそ死んでやる
でも僕はきっと明日もまた生きてるのだろう
この先の日々で光が見える気がするから
僕はあきらめず弱音吐かず自分の決めた道を自分の決めた生き方で生きてゆく

そんな俺との誓い
それだけは守るから
誰も傷つけない
傷つけられることはあっても
自分 かばいながら
傷を負った心をおさえながら僕は進むよ
この危うくもすばらしい旅にさよならの灯りがともるまで
出逢い別れる悲しみもその喜びもすべて見つめたらいつの日か夢叶う時はくるから
信じて進むよ

たとえ世の中では変わり者でも おかしな目で見られてもそれが僕の姿さ
愛する君が隣にいてくれるから頑張れる今も忘れずに進むよ

さび付いた思考
こんがらがった現実
行き詰まったこたえの模索

それでも明日も生を成す 僕は生きる
それでもそれでも僕は満足だから

愛に満たされた生活が心に巣くう貧しさを取り払い
つまらない欲望は君のぬくもりでうまるからあとはただ繰り返される日々に身をまかすだけ

僕が生まれたことがもし間違いだったと思うほど絶望しても
君はなにも言うな
僕もなにも言わない
だれも悪くない
僕も悪くない
なにもおかしくない だれも笑えない。

2009/04/04 (Sat)

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