ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 僕と君の二日間戦争

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3878] 僕と君の二日間戦争
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕と君が喧嘩して
すんなり仲直りした 土日とつづいた喧嘩
とても 短い喧嘩は最短記録で始まり終わった きれいに元の鞘に戻った。僕の一方的な降伏という降参によって命からがら難を逃れた
ギネスものの速さで僕らの二日間戦争は終戦を迎えた。

負傷者 一名 (僕、概要=喧嘩の末による全身打撲)。
無傷な人 一名 当然君。

そして またひとつ歴史に残る喧嘩の中で僕は理解した
女には逆らわないほうがいいと僕はわかった

こうして何事も(あり)終わった僕らの二日間戦争

敬礼!!
お疲れさん! 僕!
おいたわしや 僕よ!
まだ痛むわ この傷…

今度はお手柔らかに…

もうやだわ!

僕は犬だワン!
殴られるなら
従いますだワン!
プライドなんか
銃みたいに捨てて
従いますだワン!

だからもう喧嘩はよそう

喧嘩の火は涙で消火された

ああよかった
よかった よかった

君と僕の二日間戦争
涙と恐怖の二日間戦争
君と僕の二日間戦争。

2009/04/05 (Sun)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -