詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
涙を流してぬらした道に花が咲いたらすばらしい
みたいにね
みたいにね
悲しい出来事のあとにはうれしい出来事があるんだ
涙の代わりに笑顔が咲き誇るよ
もう泣くことはない
喜びがこわく思えるのは悲しみのせいか
それなら僕は悲しみを呪うよ
いつまでも
いつまでも
暗闇の中にいないで
こっちおいでよ
鬼さんならぬ泣き虫さん手の鳴るほうへ
うれしい今日は笑顔を浮かべるために
そして
悲しい明日は涙にくれるためにある
すべてわかってたらたぶん生きるのが厭になる
だからなんにもわからないまま進む
それが一番の幸せ
だから悲しみも笑ってむかえられる
見えない痛みに蹴躓いたら少し休めばいい
それがこの世の歩き方さ
君のペースで
君のルールで
大凡は僕ならゆるすのにな
世の中はいつもそのじゃまをする
だから僕は君を守る かばう 盾になる 剣になる なんにでもなる まかせておいて
もう離さないよ
手どころか君のすべてを
だから僕も離さないで
君にすべてあずけるから
愛を育てていこう
涙でぬれた地面
ちょうどあがいたから耕されいい具合にならされたから
ここに種を植えるとしよう
夢の種を 未来に花を咲かす種をふたりで育てていこう
だから だから だから
もっと泣いてごらん
うれし涙でもいい
我慢しないで
悲しみに泣いてみな
きっとすっきりする
その悲しみ僕に癒せないなら泣いて泣いて泣きやむまでいっしょにいるよ
そして飽き飽きするくらいの時間の末に君が泣き終わったらそのときはつよく抱きしめてつらかったねって言うからね
そのくらいしか
できないけれど
絶対ひとりにはしないからこたえの見えない未来にふたりで唯一こたえのある愛の花を咲かすとしよう
きっと未来には素敵な花畑ができてるぜ。
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