詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
うそか真かわからない
ことも多いこの世の中のナゾナゾ
真実を証明したいけど
そうできないこともあるんだね
誰かが熱弁していることが仮に真実だとしてもどこかで疑う自分がいるよ
消せないその自分が真実の中に潜むわずかな隙間を探そうと探偵気取りのまねをするんだよ
それが本当とわかってもまだ信じきれずにいる僕が何かを怪しんでる
仕方ないさ
それは真実の運命(さだめ)だから
だとしても
だからこそ信じたい真実があるから
それ以上に信じたい人がいるから
人は怪しみきれず信じきれもせずただ愛という名目で見えないところを見て見ないふりする
良い意味でさあ
真実は簡易的な迷路
僕はたまに迷い込み
頭をかかえる
でもまた愛という名目でそんな疑問を打ち消す
そんな繰り返し
名探偵は迷探偵で事件を自ら迷宮入りに持ち込む
やっぱり名探偵でも愛の謎だけは 愛の謎だけは。
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