詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
自分の事を自分以上に大切に思える自分が狂気的なほど自分を愛してしまってる
誰かに傷つけられたとき
その瞬間自分の中にある自分への過剰すぎる愛が爆発して傷つけた相手を憎む
自分が誰より大好きで
自分が誰より大切で
自分が誰より尊くって
自分が誰より可愛い
自分が誰より一番に愛されてる
自分が自分に
自分で自分を
死ぬほど好いてる
自分愛の深い海に
溺れた心 酔った心
自分を愛してる
自分か自分に
自分で自分を
遠回しに甘やかしてる
愚かしいあやまち
狂おしいほどの自分愛
自分の中で一番重い罪
どうか誰かこんな孤独な僕に自分を愛す以上の愛を感じさせて
はやくはやく自分以外の誰かを自分以上に愛してみたい
僕は目を閉じしばしの無意識に落ちる
目覚めたときには自分愛は消えて代わりに他人も愛せる心もてるような自分になっていたい
自分を愛せなければ他人など…
今はその言葉は自分には恐れ多すぎる
だからそれより他人を愛したい
心から
心から
純粋無垢な少年のような美しい気持ちで誰を愛したい
たとえば
願わくば
意中の君など
意中の君など
自分を愛する心にはしばし休暇を
他人を愛する心を代わりに働きに出す
あなたのもとへ
あなたの傍へ
自分だけじゃなく他人
まずはあなたを愛せる気持ち
学びに向かう
青空の下
自転車 飛ばして
おがみにゆこう
受取にゆこう
愛の形 真の形
今 ここからが正念場
気合いを入れてペダルを漕ぐ。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -