詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ほら見てごらん
君の足元 咲く花を
とても綺麗な花だろう
とても便利なものだろう
邪魔くさい感情も君が笑うためには必要不可欠なんだ
運命を憎むばかりでは幸せにはなれないよ
だから だから
どうか足元にそっと咲く花のように自分からこれから大きな花になる葉っぱを踏まないで
悲しみはいつか花になるから
今はたえてたえてたえていよう
その涙はいつか大きな花を咲かすいい栄養になる
いつかわかるよ
やがてわかるよ
涙の落ちた場所に咲く花がいつか見えるよ
かならず見えるからこんなところに来てまで諦めてしまわないで
君はきっと頑張りきれるから
自分の評価を自分で下げないで蔑まさずさあ 素直になってごらん
ばかみたいにありふれたこわさや不安を表に出してもいい
こわいよね
泣きたいよね
それでいいんだ
人生は悲しいから
いくら泣いても
世界は水浸しにはならないから安心して泣いていい
お好きにおし
雨上がりには綺麗な虹がでるだろう?
君にも見えるさ
君によく似てる
やさしい未来が
頑張った君に微笑むだろう
僕はうそを言ってるんじゃない
希望ある言葉を
明日の予告を言ってるんだよ
そうさ 歩き出せばいいんだ
つまずくことなんかなんでもないさ
僕とゆこう
ともにゆこう
鮮やかなる未来へ
すばらしい世界へ
この夜を飛び越えて
かならずゆこう
涙の流れたあとには笑顔が咲くから
今に見ててごらん
歩きだしたことをうなずけるようなすごい未来が待ってるぞ
君にだけ
君にだけ
ゆるされた未来が君を待ってるぞ。
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