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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4093] 生きた屍
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


「生きたい」と思う自分の意見が「死にたい」という自分の意見にことごとくねじ曲げられる
無理やり曲げられたから不適合な自分が生まれる
だから 僕は「死にたい」とか「生きたい」とかを繰り返す
永遠に ずっと 決まらないこたえを繰り返す
死ぬこともなくただ生きて死を語る

最も都合のいい意見をほざく

そんな自分は死んでいる人より死人のような生きた屍

僕の意見は死んでいる
今も昔もこれからも
僕の結論は的を射ない
今日も明日もいつまでも

僕は不安定で優柔不断でだめな思想家だ
夢ばかり見てるから
想像の壁を見ようともせずただえらそうに語るばかり
あたかも死んだその後を見てきたかのように

つまりそうゆうことだ。

2009/05/13 (Wed)

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