詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
キミに宛てて書いてるラブレター
どんなふうに書こうかな いろいろ考える
でもなんにしてもこの小さな手紙におさまってしまうほど僕の思いは小さなものじゃないんだ
そこには書ききれないような思いがあるけど
やっぱり 素直な気持ちをここに綴ろう
この便せんより真っ白な気持ちで嘘のない思いをキミにうちあけたい
このまま永遠に届かない気持ちなら伝えたあと断られるよりももっと辛いから
後々の僕に悲しみ残さないように勇気を出して手紙に綴る
ちょっとまだキミの目を見て話せないから
永遠ラブレター
キミに届いても
返らなかった気持ち それなら届かなくても同じかい?違うはずだ、何かが
意気地なしの夢の終わり
終点はここだよ
涙がそうつぶやく
夜がやがて僕の瞳 たずねてきて
全てを洗いざらい吐いてしまえば
僕の淡い恋はおしまい
それでも恋してよかった 次の恋の種はきっともう少しマシな花を咲かす
何かが何かが僕の中で変わったんだ
なんとなく感じてるよ
永遠に届かない気持ち
キミにじゃなく永遠へと僕は宛を間違えたんだね
そうだよきっと
そう思うことで
悲しい気持ちちょっと紛れたかのように無理やり思いこませた
だけど流れてくるこの涙は嘘のない嘘つかない本当の気持ちなんだよ
口笛吹いてため息ひとつ
見上げる空に三日月
うまいこといかぬ現実のせいにしない
恨まない 憎まない
誰も悪くない
ただキミの瞳が僕の中に光る気持ちに魅力を感じなかっただけの話
だからキミはそれで何かをいうのは逆に悪いと思った
そうだろ?
優しい君なら
そうするだろう?
僕はだから
そう理解したよ
わかってるよ
でもゆるしてね
悲しい気持ち
君が好きだった気持ち今も変わらない事
簡単には捨てられないんだ それだけ君への思いは生半可じゃなかったのさ…
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