詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
いつの頃からか僕の心の時計はその動きを止めて
まるで僕は歳のとらない人
いつまでも子供のままの悲しいネバーランド
君のあの日のサヨナラの声が僕の心に今でも残ってるから
あの日、観た映画の中の恋人は満面の笑みでハッピーエンドむかえたのにね
現実の僕らはまるでバッドエンド
今さら船を漕いでみても泡と消える苦労だから
君のためにできることを僕は探したのに今日の日のために用意したとびきりのプレゼントもなんだか意味がなくなっちゃった
引き出しにしまわれたホコリまみれの銀の指輪
悲しみと切なさの舞台
雨のシアター
さよならにさようなら
思い出は幻
涙はもう捨てよう
青い空見上げ
思ったんだ
だけどどこかでまだ君とのめくるめく記憶がさわぐのです。
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