詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
たとえば君のことどれくらい愛してるかあらわすなら
大好きな食べ物の好物くらい愛してると言いたいんだよ
君が納得する言葉を得られない以上は引き下がらないというなら お相手いたす
死ぬまでその真理を確かめよう
一緒に人生を並んで歩きながら
愛を探そう
愛を探そう
探し歩こう
僕らが求める
愛のそれが
なんであるか
今はまだまだ
解り得ぬゆえ
脇に刀を二本ほどさして僕は男を気取りたいのさ
先ずは形からはいるのが僕だから
侍は侍らしく
そして僕は僕らしく心に胡散臭さをおぼえさせるよ
愛はきっと甘いくらいがいい
気をつけないと虫歯になっちゃうくらいがいいのさ
厳しすぎたら歯がボロボロになるさ
だから雨の中
傘がないときなどは
一緒に行きませんか?僕なら誘うよ
君を
ついでに人生も一緒に生きてくれませんか?なんて本題を言うよ
たとえばも何もない
本当は言葉にならないくらい
なににもたとえられないくらい愛してる
それなのにそれなのに君ってやつは難しいな 注文が多いな
だけど そんな君に
恋したのはまぎれもなくこの僕なわけで
それを否定することはできないから僕は君と今日もラブラブ
愛々傘と言い間違えてもそれでいいんだ
僕らはね
恋人どうしには相合い傘ではなんか表現に欠けるからさ
もっと格好つけるなら
僕なら
僕なら
らぶらぶあんぶれらっていうよ
君とそんな傘の下
いずれ屋根の下
一緒に悲しみの雨をしのぎ
晴れた日には傘を閉じ喜びを体中浴びて笑いあいたい
そんなイメージを君と語り合えばまた性懲りもなくキスをしたくなる
不思議な気持ち
もう魔法仕掛けだね
魔法をかけたのは君だろう?
出逢ったころから心が熱を帯びて仕方ないんだ
恋風邪(こいわずらい)がまだ治ってないのかな…
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